ピエロ

 

 

 

人間は大きく分類されて二種類。

男と女、なぜこうも違う物体なのだ

 

女は消費される。

男は女を消費する。

 

そんな世の中で、男を純粋に愛すのは難しい。わたしはそれを知っている。

 

それでも「女は純粋」

これはある程度求められる要素で、それを知っているから純粋なふりもする。

それでもそんなことにも疲れてしまう。

 

わたしは恋人がいる。

とても大切にされていると感じる。

それでも相手を信じることができない。男は女を支配したがる生き物で、いつでも対等なんかじゃないから。

好きだけど、心底憎たらしい。

 

それでも求められるものは大きい。

わたしの小さな器には到底乗せきれないものばかりを要求される。

 

 

なので、女も浮気をする。

男という毒を消し去りたい一心で、男という薬を求める。

女にとって良薬だと思ったそれは、飲み込むとまた胃を痛めつけるだけで、結局なにも治さなかった。

 

 

 

自分を騙して、男に飲み込まれまいと男を飲み込む。それには大きな代償もある。

 

わたしは心底女という生き物が嫌いだ。

自分がその女であるという事実。

 

 

 

女は嫌い。男に食われるだけだから。

でもその真理を知っているわたしは男をいくらでも傷つけることができる。

世の中の女の死を無駄にはしない。

 

 

 

 

 

フェミニスト。ある意味わたしという女は、女が大好きなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

……

 

っていう考えはわたしの脳みその一部であり、ややフィクションです。

それでもたまにうんざりします女に。

 

恋人に傷をつけられることもあるけど、痛みは愛。生きてることは苦しみを伴う。そんなことを思いながら、恋人と闘っていくのだ。

 

世の中の女たち、どうかヤケクソにならないで。だれかを信じられなくなるということは自分を愛せなくなるということ。

 

どうか強く生きてほしい。

誰かを信じることは辛いことだけど、幸せになるための最も充実した手段だと思う。